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ゆとりある老後の為に…

皆さん退職金はどうしてるんですか?アンケート

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「ゆとりの老後へ40代からの準備を」という記事が、
日本経済新聞2004年9月12日朝刊に掲載されました。


内容は、
「定年退職前の資産準備」と「定年退職後の資産運用」
の二部構成になっており、今回はこのなかから
「定年退職後の資産運用」についてご紹介します。



まず、記事に掲載されていた調査結果から、
資産運用についての動向を把握しましょう。
この調査結果は、私が予想していた数字に近いと感じましたが、
皆さんはどのようにお感じになるか、考えてみてください。


定年退職者を対象にした、
「現在、退職金をどうしているのか」という質問に対して、
6つの回答が紹介されています。


最も多かった回答は、
31.6%で「特に資産を殖やすつもりはなく大半を預貯金のままにしている」
となっています。


同じように預貯金のままにしているという回答で、
「運用方法がわからないため大半を預貯金のままにしている」が16.0%、
「積極運用するため資産運用を勉強中だが
今はまだ大半を預貯金のままにしている」
が9.0%となっています。


逆に、「預貯金以外の商品を自主的に選び、一部を運用している」
と答えた人は18.4%、
「積極的に預貯金以外の商品で運用している」と答えた人は15.2%、
「預貯金以外にも、金融機関に勧められた商品で一部を運用している」
が9.8%と、実際に運用を行っていると答えている人も多くいます。


15.2%が回答した「積極的な運用」は、少ないと感じるのではないでしょうか。
実際に運用をしている「一部運用」を加えても43.4%と、半数を下回ります。


しかし、
運用はしていないものの、「勉強中」の9.8%を加えると59.4%と過半数になり、
現在はまだ運用はしていないものの、
今後、運用する可能性のある人が増えるという考え方が出来ます。


記事の中では調査結果とあわせて、
「小額ずつの積み立てや株や債権など異なる資産へ分散する工夫が不可欠」
と指摘して「退職金は分散投資を」
と勧めているのは、
ファイナンシャルプランナーの紀平正幸さんです。


その根拠として、「退職金の数千万円をIT関連株に投資したが、
ITバブルがはじけ一千万円を越える損失を抱えた」
という事例を挙げ、
説明しています。


バブル以前の時代、
皆と同じように行動していれば間違いないという横並びの考え方が主流で、
一般の人びとにとっては、金融商品は投機の対象とみなされ、
市場に出ていた金融商品は数少ないものでした。


バブル崩壊後、金融破綻が相次ぎ、
横並びの社会は終わったものと認識されました。


そして、これからの時代は、自分で考え行動し、
その結果は自分で負えという、
「自己責任」が強く問われるようになりました。


今の時代、我々定年者について「自己責任」を考えるとすれば、
ここ数年で急激に増えた「金融商品についての勉強」が、
当てはまるのではないでしょうか。

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